漢字テストで、書き順って問われますよねー。
それがきっかけで漢字を嫌いになる子どもも少なくないのではないでしょうか。
特に、なぜ”右”という漢字は縦が先で、
なぜ"左"という漢字は横が先なのでしょうか。
本気でどうでも良いと、私も思っております。
が、、、、、、
実は、知ったらおもしろい、
古代から紐解いていくと、納得の理由がそこにはあるのです。
漢字は、もともとお絵描きのようなもので、たとえば、「手」という漢字は、このように書いていました。
枝は5本指を表しています。
手って、ものすごくよく使うじゃないですか。
だから、いろいろな変形パターンがありました。
他にもたくさんありますが、これらは"手"の変形。
とくに、なにかを"持っている"、"持つ"ときの変形です。
”右”や"左"も、"持つ"ときの "手"を使った漢字です。
左は、"工"という道具を手にとる時の、
右は、"口"という道具を手に取る時の形です。
現代風にいえば、
お茶碗を持つ時の手が左で、
おはしを持つ時の手が右。みたいな感じでしょうか。
昔はこう書いていたわけなので、
昔は、これを書く順番というのがあったわけです。
それが、このような順番でした。
左と右で、書き順が違うように見えていましたが、実は法則がありました。
それは、漢字が "絵だったころ" に戻してみるとわかりやすいです。
手は、
① 指から書く
② 腕を書く
そして漢字は概ね
③ 上から書く。
これが、現代の漢字に変化すると、こうなります。
つまり、"左"も"右" の一画目は、指を書いていて、
それが、"左"の場合は横線に、
"右"の場合は縦線になっていったのでした。
どうですか??
納得ですよね?
一見、例外に思うことも、そのルーツをたどってみると、
おもしろい理由や、きれいな法則にいきつくことがあります。
覚えてしまえー!
でゴリ押しすることもできますが、
それだと、身の回りにある面白いことに気づくタイミングを、
どんどん失ってしまいます。
別に、書き順なんて覚えなくても、
まったく困らないと思いますが、
身の回りのことに疑問を持ったり、
調べたりすることは、
AI全盛の時代に生きる子どもたちは、
一番必要なことではないでしょうか。
さて、「覚えろ!」と言ってしまいがちな漢字というテーマに対して、
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この夏休みは、とっても暑くなってしまいそう!!
そんな日は、室内でゆっくり漢字を楽しみましょうー!!
ではでは^^
〜森本佑紀 通称:モリソン〜 タンキュー株式会社 代表取締役 「学びをエンタメにする」という思いのもと、小学生向け教育コンテンツを開発。「世界っておもしろい。」を伝えるアナログのゲームの制作・販売事業と、小学生向け通信教育サービスを提供。2021年には、Amazonと楽天で「知育・学習玩具カテゴリー」で第1位を見事獲得。制作したゲーム作品は、マンガ誌『コロコロコミック』 『てれびくん』(共に小学館) にて漫画化された。
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